こんにちは。まっすーです。
今回のお正月もいつもとは違った形で年を迎えるんではないでしょうか。
お正月は家でのんびり過ごすとお考えの方へ、これを機に全国のお雑煮を作ってみてはどうでしょう。
皆さん知っての通り、お雑煮には地域で味付けや、具材が異なります。
でも、意外と分かってることってこれぐらいでしょ。他のことはあまり知らない人多いのでは。
コロナ禍で作るお正月のお雑煮

まずは知っている方もいるかもしれませんが、お雑煮について簡単に説明します。
知っている人は飛ばしてくださいね。
お雑煮の歴史は古く、平安時代からすでに食べられていたと言われています。当時、お餅は農耕民族である日本人にとって、「ハレの日」に食べるおめでたい食べ物で、里芋やお餅・にんじん・大根などを、その年の最初に井戸や川から汲んだ若水(わかみず)と、新年初めての火で時間をかけて煮込み、元日に食べたのが始まりだと言われています。
室町地代には、宴の最初に食べる縁起の良い料理としてお雑煮がふるまわれており、時代に合わせて日本の文化に少しずつ浸透しているそうです。
いろいろな具材を煮合わせて、煮雑ぜ(にまぜ)たことが語源となり、お雑煮と呼ばれるようになったと言われています。
まだまだ続きはあるのですが、目的は全国のお雑煮を作ってみようってことなので今回はここまでにしておきます。
お雑煮

全国のお雑煮と言うことで、まずは沢山ある中から自分好みを見つけるために、お餅の特徴や味付けなどをみていきましょう。
お餅の特徴
同じお餅でも丸いもの、四角いもの、焼いたもの、煮たもの、中にアンコがはいったものまで様々。
だから面白い。私が調べたきっかけはこれです。
一説では、岐阜県の関ヶ原が境界線になっているともいわれていて、それより西側は主に丸餅、それより東は主に角餅と言われています。天下分け目の関ヶ原の戦いが影響しているといわれています。
ついでに、
和三盆の生産が盛んだった香川県の一部では、せめて正月くらいは甘味を楽しみたいとおもい、小豆をあんこにして、こっそり雑煮のもちにくるんで食べたのがあん餅雑煮の始まりと言われているそうです。
味付けの特徴
味付けも地域によってさまざまで、それぞれの地域の個性が出ています。
関西を中心とした白みそ、北陸の一部で赤みそ、中国地方では小豆汁がお雑煮というところもあるみたいです。
岐阜から東と九州地方は醤油のすまし汁の地域が多いみたいです。
すまし汁の決め手とも言えるダシの取り方で個性が発揮されますね。
たとえば広島では「牡蠣雑煮」、北陸では「いくらと鮭の親子雑煮」といったように、その土地でよく取れるものをいかしたお雑煮を食べています。
地域別!お正月のお雑煮

そろそろ各地域のお雑煮が気になってきたんではないでしょうか。
そこで、私が驚いたお雑煮をいくつか紹介させてください。
それ入れちゃうの!?驚きのお雑煮を食べる地域
自分たちが食べているお雑煮が当たり前すぎて、他の県や地域のお雑煮を知って驚いたことがあります。
- 熊本県 納豆
まさかの納豆!!
そんな納豆雑煮が食べられているのは熊本県のごく一部の地域の方だそうです。その食べ方も様々。
かつお昆布だし、またはするめだしの醤油仕立てで、具材は鶏肉・さといも・大根・人参・三つ葉など。
お餅は、煮た丸餅です。
そして、納豆が付け合わせで付きます。
納豆を餅に絡めて食べたり、お雑煮に入れて食べたり、そして砂糖を加えたりして食べるみたいです。
- 福岡県(一部の地域) 茶碗蒸し
福岡県朝倉市・筑前町・東峰村の一部地域で食べられている茶碗蒸しに丸餅が入ったお雑煮。
卵出汁と一緒に蒸すことで、お餅もつきたてのようなモチモチの食感になるみたいです。
- 香川県 あんこ餅
香川県で食べられているお雑煮。甘いあんこ入りの丸餅と白みその出汁という、変わり種のお雑煮として有名です。
甘党の人にはいいかもしれませんね。
お汁粉に飽きたら是非。
- 北海道 イクラや鮭
さすが北海道って感じしますよね。
海の幸を堪能できるお雑煮です。
- 岩手県 クルミのタレ
岩手県は、醤油ベースの汁とは別にくるみのタレを用意して食べるそうです。
くるみのタレは甘じょっぱいようですが、どんな味わいなのかが気になりますね!
47都道府県、地域で言ったらどれくらいあるんでしょうか。
考えてみればお雑煮にたくさん種類があっても不思議ではないんですけどね。
実際聞いたり、見たりすると自分が食べてるお雑煮と比較しても面白いですよね。
おわりに
今回はお雑煮について簡単な説明と特徴を紹介させていただきました。
食べてみたい地域のお雑煮を作ったり、自分のオリジナルのお雑煮を作ってみても楽しいかもしれませんよ。
そして、楽しい新年をお過ごし下さいね。
コメント