料理の段取りのコツ。クオリティやモチベーションが変わる段取りとは。

こんにちは、まっすーです。

料理が上手い人は段取りや時間の使い方が上手です。

段取りは非常に大切なことで、出来る出来ないかではクオリティ・モチベーション全てにおいて変わっていきます。

レシピは作り方しか教えてくれません。

段取り・流れ・動線をしっかり身につければ、今まで苦戦していた時短料理や凝った料理も驚くくらいスムーズに動けます。

この後も段取りよく進めていきますのでついて来てくださいね。

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段取りのコツに必要なのはこの3つ

何故料理に段取りが必要なのか。

早く着きたいのにぐにゃぐにゃの道を進んでゴールするか、真っ直ぐの道を進んでゴールするかと言うことです。

早く着きたいのにわざわざぐにゃぐにゃの道を進みたい人はいませんよね。

なのでこれだけは伝えます。

段取りに必要なことは3つ。

  • 食材を把握
  • 動線の流れ
  • 火入れのタイミング

大きく分けて3つです。

これらを意識すればおのずと道はまっすぐに、そしてゴールは近く見えます。

食材の使い方を把握する

どんな献立でどんな食材を使い、どんな形に切るのか。

例えば、形やサイズも同じ鍋で煮たりフライパンで炒めたりするのであれば大きさを揃える。

根菜類など固いものと葉物野菜は同時に炒めるのではなく固いものから順番に。

時短だから、簡単だからと言ってなんでもかんでも一緒に炒めればいいと言うわけでは絶対ありませんのでこれは気をつけてましょう。

他にも大切なこと

  • 切り物は最初に全て切る
  • 同じことを繰り返さない
  • 冷めてもいいものから
  • 肉・魚は最後に

切り物は最初に全て切る

流れとしては、

切る→火を入れる→盛り付ける→食べる。

簡単そうで実は出来てない人が多い。

寄り道をしたり引き返したりしているとなかなかゴールには辿り着きませんよ。

同じこと繰り返さない

切る→火を入れる→切る→火を入れる→食べる

同じことは繰り返さずに出来ることはまとめてやる。

段取りが悪い人ほど同じことを繰り返している可能性があります。

冷めてもいいものから

炒め物を作る→サラダを作る

もちろん食べる時には料理は冷めてしまってますよね。

冷たいものは前半に作って冷蔵庫などにしまい、温かいものは後半に作り出来立てを提供出来るように心がけること。

肉・魚は最後に

これは衛生面での問題です。

まな板で切る時も生野菜などを扱ったあとに。

食中毒の原因になるので絶対注意してください!!

(牛乳パックを開いてまな板代わりにするのもおすすめ)

出来るのであればゴム手袋などを付けてやるとより安心!

ビニール製よりピタッとしたゴム製のほうが手にフィットしておすすめ。

余裕があれば同時進行で茹でたり煮たりと進めていく。

最初は自分の力量を理解した上で行動することです。

いきなりあれもこれもは失敗のもと。

動線の流れ

家のキッチンの形や家具の配置によってもだいぶ変わってくる問題ですが、気にして欲しいことは冷蔵庫・シンク・食器棚・盛り付け場所の四か所です。

この四か所をしっかり管理しておけば調理中の流れはスムーズになります。

例えば、

調理とは関係ないものが置いてあり調理スペースを奪ってないか。

食器は取り出しやすいか。

冷蔵庫の中身は把握しているか。

シンクに洗い物は溜まっていないか。

一か所ずつ説明させていただきます。

冷蔵庫の中身を把握

ちゃんと整理整頓されているかと言うことです。

どこだっけな?

それだけで時間のロスが発生してしまいますよね。

中が見えない冷蔵庫は人に見られないから大丈夫、ではなく整理整頓は必要と言うことです。

シンクは綺麗な状態から

調理前にシンクは綺麗な状態が理想です。

シンクにザルやビニール袋などを置き、野菜の皮など捨てれるスペースがあると調理中は便利です。

シンクが小さかったり三角コーナーが嫌という人、お子様がお手伝いをしてくれる場合など限られた空間を上手く利用したい時にこのようなゴミ箱を。

洗い物も流れでやりたいところですが難しい場合はなるべくコンパクトにまとめておくこと。

ピーラーなどの刃がついているものは他のものと一緒にせず、使ったらすぐ洗うか違う場所に置いておく。

調理前はシンクに限らずキッチンをキレイにして調理しやすい環境に。

汚い環境と綺麗な環境と、あなたならどっちで料理を作りたい?

食器はすぐ取り出せますか?

最近はお値打ち価格でもおしゃれな食器は増えています。

たくさんあるのはいいけれど、使いたいお皿はすぐ取り出せますか?

お皿次第でも料理の雰囲気は変わるので悩むところだけど、ここはスピーディーに決めるか前もって決めておく。

温かい料理をささっと盛り付け出来るよう食器はすぐに取り出せるように。

盛り付けスペースを確保する

これもすごい大事。

盛り付けは調理の終盤なので周りが調理器具や食材などでぐちゃぐちゃになりがち。

使わないものはしまい、洗えるものは洗い、洗えないものはなるべくまとめて置く。

火入れのタイミングは合ってる?

これも今まで話してきたことの繰り返しになりますが、食材を加熱するタイミングはいつが良いのか。

根菜類など硬めの野菜は火が入るのに時間がかかるので始めの方に。

炒め物など短時間で火が入る野菜を使う場合は先に作ってしまうと冷めたり食材から水分が出てしまったりと味も見た目も落ちてしまうので出来るだけ終盤に。

流れで作れるのであれば煮物や汁物の野菜から切り始め、順番に鍋に入れていくと洗い物もスペースも減らすことができます。

温めなおしてもクオリティを下げない煮物・ハンバーグ・汁物は前半に。

逆に冷めたら美味しさが下がる揚げ物・炒め物・麺類・焼き物は後半に。

と、献立が決まっているのであれば火を入れるタイミングも頭に入れておくと良い。

実際にはそう簡単にはいかないかもしれない。

まずは『意識をする』を頭に入れておくことが本当に大事。

まとめ

段取りはただ調理すればいいのではなく意識をして動くことが改善へと繋がります。

キッチンに余計なものは置いていませんか?

料理が作れるスペースは確保出来ていますか?

段取りはレシピには載っていません。

料理を作り始める前に環境を整えましょう。

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