こんにちは。まっすーです。
料理に大事な『さ・し・す・せ・そ』をしっかり理解しよう。
料理には欠かせない調味料。みなさんはちゃんと理解したうえで使用していますか。
知れば知るほど料理が楽しくなる調味料。
これは覚える価値ありです!
意外と知らないさしすせその凄さ
知っているようで意外と知らない『さしすせそ』をもう一度勉強してみましょう。
普段料理に使っている調味料も調べればいろんなことがわかります!
これであなたもさしすせそマイスター。
さ(砂糖)
みなさんが知っている砂糖になるまでにはいくつかの工程を経て完成されます。

砂糖は単に食品に甘味をつけるためだけではなく、食品にさまざまな効果を与えるためにも利用されています。
・卵焼きやプリンが柔らかく仕上がる ・焼き菓子の乾燥を防ぐ ・デンプンの老化を抑制して菓子を柔らかく保つ。 ・油脂の酸化抑制 ・着色・着香 食品によい色と良い香りを与えます ・防腐
砂糖は種類が多いので実際何を使ったらいいのか迷ってしまいがちです。
上白糖などの精製糖は、透明な結晶が集まり、光が乱反射することで白いように見えています。
精製されることでミネラルなどの栄養素はきれいに取り除かれてしまっているんです。
それに比べて、完全に精製されていない含蜜糖(黒糖など)は、ミネラルやビタミンなどの健康によい栄養素がしっかり残っている利点があります。
また、糖分を摂取すると血糖値が上がるので血液が濃くなり、脱水状態を引き起こすだけでなく、糖尿病や心筋梗塞、肝硬変といったさまざまな病気にかかることもゼロではありません。
特に上白糖などの白い砂糖は、体に吸収されやすいので血糖値が上昇するスピードが速まってしまうということは覚えておきたいことのひとつです。
ということはグラニュー糖や上白糖の白い砂糖より黒糖などの茶色い砂糖をオススメします。
砂糖の知識
実は、三温糖は精製糖とほとんど成分が変わらないということ。
つまり、三温糖は茶色でありながら、含蜜糖ではなく精製糖に分類されます。
また、製品によっては均一な色にするためにカラメル色素で着色しているものもあります。
三温糖という名前は、数回加熱を繰り返すことからそう名付けられており、色が茶色なのは加熱することでカラメル成分が生成されているからです。
三温糖はカラメルの風味があるため精製糖よりもしっかりとした甘さがあり、ミネラル分も少量ですが含まれています。
オススメの茶色い砂糖は完全に精製されていない含蜜糖の代表格として「てんさい糖」「きび砂糖」「黒砂糖」
- てんさい糖〜腸内環境を整える〜
- きび砂糖〜ミネラル豊富〜
- 黒砂糖〜栄養価が高い〜
含蜜糖の代表格
てんさい糖は黒砂糖に比べて味にクセがなく、まろやかな甘さを特徴とします。
和食だけでなく、フランス料理やイタリア料理、中華料理といったどんな種類の料理にもあわせやすいのがポイントです。
精製糖の代用として一番使いやすい砂糖でもあります。
そのまろやかな甘さを活かして、コクは出したいけれど甘さは控えたいというときには、てんさい糖がぴったりです。
また粉末タイプのてんさい糖なら、色味もつかないのでグラニュー糖の代わりとしてお菓子作りやジャム作りにも使えます。
お腹に優しいオリゴ糖も含んでいるので、便秘気味の方はプレーンヨーグルトにかけてみるのもgood
きび砂糖はてんさい糖よりもミネラル分を豊富に含みながらも、黒砂糖よりもクセが少ないマイルドな風味なので、料理やお菓子作りに使いやすい砂糖です。
健康を考えて白い砂糖は使いたくないけれど黒砂糖の風味が苦手、という方にもおすすめです。
特にブリの照り焼きや豚の角煮、筑前煮をはじめとした、コクやテリが求められる和食との相性がピカイチです。
またお酢との相性もいいので、まろやかな甘さとコクを活かして、ちらし寿司やいなりずし、手巻きずしなどの酢飯作りにもおすすめです。
いつもの上白糖の代わりに使えば、より一層まろやかな味わいとなり、家庭の味がワンランクアップ。
サトウキビの搾り汁を煮詰めた黒砂糖は、その素朴な香りやコク、強い甘味を活かした料理に使うといいですよ。
豚の角煮や酢豚、黒豆といったテリやコクが求められる料理にはもちろん、料理以外ではそのコクを活かして、梅酒や梅ジュース、梅シロップに使うのもおすすめです。
長期熟成させればさせるほど、まろやかな風味になります。
黒砂糖は色が濃く独特のクセがあるので、お菓子作りにはあまり向いていません。
ただし煮詰めればおいしい黒蜜を作ることができるので、あんみつやわらびもち、抹茶プリンといった和のスイーツに手作りの黒蜜をかけてめしあがってみてください。
砂糖を使う時のアドバイス
砂糖は『さしすせそ』の中で一番最初に加える調味料です。
まずは砂糖の大切さを実感してみてください。
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