こんにちは。まっすーです。
これから結婚式を考えている方へのアドバイスです。
結婚式では欠かせないコース料理。
ゲストをおもてなしする大事な料理ですが、コースによって値段も大きく変わります。
僕が結婚式場で働いている時も悩んでいる新郎新婦様をたくさん見てきました。
結婚式場で働いていた料理人です。 料理選びのポイントをご紹介します。
結婚式場の料理選び

結婚式場の料理の相場は1万円台〜2万台。
高いとこだと3万越えもあります。
こうも値段に差がありすぎると実際どのコースにしていいのか迷ってしまいますよね。
結婚式では他にもドレスやお花、写真や映像などと費用がかかるものばかりです。
実際に料理にお金をかける人はどのくらいの割合なんだろうか。
気になるところです。
コース料理の差とは?

ではなぜ、こんなにも値段に差があるのか!
それは食材の原価によって大きな差があります。
スーパーで買うお肉よりお肉専門店で買うお肉の方がより上質でブランド牛ということもあり、値段に差ができてしまうのです。
鶏・豚・牛によっても値段が変わります。
スーパーのお肉コーナーでもやはり牛肉が一番高いですよね。
豚肉がメインのコース、一方はメインがフォアグラが乗った牛肉のコース。
どちらが高いか一目瞭然です。
高級な食材を使っていれば高いコースになるし、品数や低コストの食材を使ういれば安いコースになります。
これを踏まえて話を続けていきます。
結婚式場の元料理人からのアドバイス

結婚式場で働いていた僕が実際にお客様と相談する時に、いつも確認することがありました。
- ゲストの立場ならなにを食べたいか
- 列席者様の年齢層は
- 食材の意味も大切にしているか
- その他の費用に比べて料理にかけられる費用はどのくらいか
ひとつひとつ解決することで理想のコース料理を選ぶことが出来るので、妥協せずに積極的に質問し、話し合っていただきたい。
ゲストの立場なら何を食べたいか

まずは自身がゲストだったら何が食べたいのか。
これはとっても重要です。
本人が興味ないコースを食べさせるなんて招待する側としてあり得ません。
食べたいコースを選び、ここをもっとこうしてほしいとか、この食材を変えてほしいなどあなたたちだけのコース料理を作っていただきたい。
列席者様の年齢層は

式場側からの立場として列席者様の年齢層は気になりますね。
式場にもよりますが、フランス料理をベースにした料理も多く、年配のお客様には和風仕立てにも変えられたりと、作る側は常にお客様のことを考えております。
年齢層を知ることにより、アドバイスや提案もできると思いますので、あらかじめ確認をしておくと良いでしょう。
コース料理の意味

結婚式の料理には縁起物があり意味があります。
例えば、海老。
海老は漢字で「海の老人」と書き、長く伸びたひげと腰が曲がって丸くなった姿から、「腰が曲がるまで長寿を願う」という意味が込められています。
・鯛
「めでたい」の語呂合わせで、結婚式の料理には定番で使われるのが鯛(真鯛)です。鯛の赤色は神様が好む色、邪気を払う色とされていて、古来から神前に供えられてきました。鯛は尾と頭がついた「尾頭付き」は見た目が豪華で縁起が良いとされ、お造りや焼き物で出されることが多いです。
・アワビ
アワビの身を薄くそいで伸ばし、乾燥させた熨斗鮑(のしあわび)は古来より吉事の贈り物として使われていました。薄く長く伸びるため、末永く発展する意味があり、現在お祝い事やおめでたい席で使うのし紙やのし袋で、その名残が受け継がれています。
食材や料理には大切な意味があるんです。
料理にも列席者様に心を込めておもてなしができます。
料理にかけられる費用

これがもっとも大事なことで、お客様にはそれぞれ予算があり、これからの生活もあります。
たしかに豪勢に式をやり高級料理もたくさん食べたい。
しかし、結婚式はノリで行うものではありません。
何ヶ月も前から準備を進めて、一から作り上げていきます。
実際に使える予算はいくらなのか、この予算でどのようなおもてなしが出来るのか。
夫婦でしっかり話し合いましょう。
まとめ:経験者として

- ゲストの立場なら何を食べたいか
- 列席者の年齢層
- 食材の意味
- 予算
結婚式の準備って想像以上に大変で、意見のぶつかり合いや価値観の違いも出てくるかもしれない。
でもそれはお互いに絶対良い式にしようと思う気持ちがあることで、ここでぶつかり合うことは今後の生活にとっても大事なことだと思います。
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